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ラクロスとは

 ラクロスのルーツは、北米の先住民が行っていた儀式で、カナダの国技にもなっています。ラクロス(Lacrosse)では、棒の先に網を張った環がついた道具を使用しますが、これが司教がもつ司教杖に似ているため、フランス語でla crosseと呼ばれるようになりました。この道具は、crosse(クロス)と呼ばれ、これで約150グラムの硬質ゴム製のボールを味方にパスしたり運んだりして相手チームのゴールに入れて得点をゲットし、勝敗を競います。

 競技フィールドの大きさは、ほぼサッカー場の広さですが、アイスホッケーのようにゴールの裏にも回り込むことができます。チーム構成は2019年から2名減って10名になりました。内訳は、ゴールキーパーに相当する「ゴーリー」が1名、攻撃を行う「アタック」が3名、攻撃と守備の両方を行う「ミッドフィルダー」が3名、守備を行う「ディフェンダー」が3名の構成で、試合時間は15分×4の4クォーター制です。

 ラクロスは過渡期のスポーツなので、目下、クイックな試合展開と少ないメンバーでもプレーができるように、6人制のシックシーズ(sixes)の導入が進められています。これはサッカー場の半分程度の面積の、70×30メートルのフィールドで行われ、試合時間も、8分×4と短くなります。またバスケットボールのようにショットクロックがあります。

 現行の10人制ラクロスの男子ラクロスと女子ラクロスでは、使用するクロスの規格もルールも異なります。女子ラクロスでは、ボディーコンタクトが禁じられています。そのためゴーリーのみがプロテクターとヘルメット等の防具を着用していますが、それ以外の選手(フィールダー)は、目を保護するアイガードと上顎のマウスピースのみを着用しています。

 ラクロスプレーヤーのほとんどが、大学に入学してからプレーをしています。ですから、入部時点では全くの初心者ばかりです。筑波大学女子ラクロス部では、和気藹々とした雰囲気の中で、先輩が一から手取り足取り懇切丁寧にラクロスのワザを指導し、そして楽しさを満喫してもらうことをモットーとしています。是非一度、練習を見学に来てください。昨年の新入生が、もうこんなにうまくプレーできるようになるのかと驚かれることでしょう。ぜひ一度ラクロスを体験してみてください。

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​日本ラクロス協会のホームページ

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